あと三世紀分くらい男前だったら
Posted on by grassbird日々に面白い事を見つけられる人になりたい。
と言うことで今日も更新。
読み終えた小説について。
寝不足を厭わず
「アルジャーノンに花束を」
読ませていただきました
今更ながらですが。
何と言うか…
喪失感とか、無力感と言うのか
どうしようもない気持ちでいっぱいです。
それが何なのか自分自身の中に見つけられないでいます。
共通する何かに自分自身を結び付けたか、それともただその世界に魅入られただけなのか
でも最後の台詞を読んで本を閉じた時に少し泣いた。
何の涙かも分からないけど。
何と無く自分に繋がる何かがあったんだと思うけれど、どうなんだろう?
分からない。
小説としては、主人公の経過報告と言う形で、一人称視点での物語の展開。
不思議としっかり情景が繋がって日々が進んで行く方法は僕には新鮮だった。
全体的に読み辛いのも臨場感と言うかリアリティの引き立てという意味では引き込まれる要素の一つだと取れなくもない。
今更だからオススメもしないけれど。
その時の状況や精神状態で視点が大きく変わる小説じゃ無いかなと思うので、以前読んだ方ももう一度読んでみてもいいかも
あ、それに関しては個人的な意見で別に根拠は無いです
彼が幸せだったのか、それともただ失い続けただけなのか
どちらに受け取るかは自分次第
なんだか感受性高まる
そんな夏の夜更けです。
BGMはAmos Lee
夕暮れ、帰り道、一人旅
郷愁と果てし無く続
あ、タイトルは本文とは関係なく
写真載せようと思ってやめる理由です
じゃ、またね。
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